こんにちは!パーソルキャリア株式会社新卒採用部です。
今回は【ボストンキャリアフォーラム参加内定者紹介】ということで、昨年のボストンキャリアフォーラム2018に参加した学生にフォーカスをしてインタビューを行います。
第1弾はMILLERSVILLE UNIVERSITYを卒業した有吉慶くん。
アツくまっすぐな想いをもった有吉くんにお話を聞いていきます!
【学生紹介】東京都出身。在学中英語教師を志望していたものの、教育実習にて教育現場と英語教師のギャップを感じ、留学を決意。MILLERSVILLE UNIVERSITYに進み、ビジネスを専攻しつつ、大学院に移ってからは「TESOL」という英語を母国語としない人向けの英語教育を専攻。ボストンキャリアフォーラム2018に参加。2020年4月パーソルキャリアに入社予定。趣味はバスケットボールと海外旅行。
―よろしくお願いします!有吉くんは元々英語教師志望だったのですね。
よろしくお願いいたします!そうなんです。
祖父が大学教授、父が高校教師だったこともあり、幼いころから僕の中での「はたらく」=「教師」というイメージが自然とついていました。
英語にも興味があったので、必然的に英語教師を目指していましたね。
そんな思いをもちながら大学で教職課程を選択し、教育実習にも参加したのですが、そこで自分自身がイメージしているものとは異なり、教育現場に違和感を覚えてしまったんです。
―どのような違和感だったのですか?
一番は英語教師と教育現場のギャップですね。
私の教育実習先では海外の方が英語教師だったのですが、周りの教師が英語教師の意図どころか、言語もまともに理解することができていなかったんです。
その結果授業は定型化され、生徒はそこまで主体的に話を聞いていない。
もっとこうしたい、こんな授業をしたいという英語教師の思いがうまく伝わらず、なんだか肩身の狭い思いをしているなと感じて・・・。今後グローバル化が加速する中で、生徒に学習の場を提供するはずの学校の教育現場がこの状況だとまずいよなと思いました。
それから現時点で私が英語教師になれたとしても、今の自分の実力では生徒に対して意味のある英語教育を提供できないのではという気持ちが芽生えたと同時に、こういった状況そのものを打破することのできる人にならなくはいけないと思い、まずは自身の英語に磨きをかけるため、英語教育について学ぶため留学を決意しました。
―なるほど。教育現場、自身の現状を冷静に理解したうえで留学を決意したのですね。留学先ではどのような生活を送っていたのですか?
僕はアメリカペンシリベニア州のMILLERSVILLE UNIVERSITYに進み大学院を含めて4年間ビジネスと合わせて、英語がネイティブではない方に英語を教えるための「TESOL」の取得に向けて学習していました。
自分自身の中で強い「目的意識」をもって留学を決断したため、留学先での勉強は純粋に楽しかったですね。週に一回、Friday International Gatheringと呼ばれる多様な国の文化・言葉に興味のある人が集まる交流の場があったのですが、そういった場にも積極的に足を運びました。
留学したての頃はなかなか友人を作るのにも苦労したのですが、こういった交流の場に何度も足を運んでいると徐々に周囲と打ち解けることができ、多様な国籍の方と交流することができたのは、私にとって非常に良い経験になりました。
Friday International Gatheringで「慶が留学中に学習していることについてプレゼンテーションしてよ」と交流仲間に背中を押され、留学の最後には自分自身の4年間の集大成を多くの交流生に向けて英語でプレゼンテーション(1時間)をし、賞賛してもらったこともかなり自信につながりました。
何よりも自分のプレゼンで交流生が楽しんで笑顔になってくれたことがうれしかったですね。
準備するのはめちゃくちゃ大変でしたけど。笑
―どんなことにもチャレンジする。有吉くんらしいですね!そんな濃密な4年間を過ごした中で「就職活動」についてどのようなことを考えて、ボストンキャリアフォーラムに参加したのですか?
ボストンキャリアフォーラムの準備を進めている中で、改めて自分自身は何のためにはたらくのか。今の自分に必要なものは何かをひたすら考えました。
留学中に様々な国籍の方と話していると「実は私、日本で働いてみたいんだ」「将来的には日本に住みたいと思っている」など、日本に対してすごく前向きな印象を持ってくれている学生が多かったんです。
ただ、VISAの問題などがあり日本で働きたいけど、働くことができない・・と悲しそうに話をしている人が多い・・・
この人たちを何とかしてあげたいけど、まだ自分にはその力がない。自分自身の力不足に悶々としているときに気付いたんです。
留学を決意した「教育現場と英語教師とのギャップ」にしても、今回の「日本への就業機会の提供」にしても私にはまだ、それらを支援できる力がない。
力のない自分が理想だけ語っていても意味がない。かっこ悪い。
であれば、まずは「目の前の人に対して、自分自身がより直接的に価値を提供する経験を積み、個人としての力をつける必要があるのではないか」と。
そのうえで、相手が笑顔になってくれたり、元気になってくれたり、自分らしくいられる。そのような経験をまずはだれよりも積んでいきたいと思うようになりました。
―数ある企業の中で「パーソルキャリア株式会社」を選んだのはなぜですか?
そんなことを考えている中で出会ったのが「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げているパーソルキャリアでした。「より直接的に顧客に価値を提供する」という点でHuman resourceの領域には興味を持っていましたが、その中でも「どの会社よりも顧客のことを考えて仕事をしている」ということが強く伝わってきました。
面談や面接だけでなく、ディナーにも誘っていただき様々な社員の方とお話しましたが、
何よりも社員の方々が生き生きとしており、優しさの中にも本気でHRのマーケットを変革しにいく決意・意思を直接的に感じることができました。
HRのほか外資系の大手製薬会社からも内定をいただいていたのですが、
「目の前の人に対して、自分自身がより直接的に価値を提供する経験を積み、個人の力をつけられる」という軸に当てはめて、最終的にパーソルキャリアを選びました。
この会社ではたらきながら「有吉くんに任せてよかった、有吉さんだから今がある」など自分自身が直接価値を提供する経験を増やしていき、いずれは教育、海外の方の雇用支援の領域にもチャレンジをしていきたいと思います!
―就活で悩みぬいたからこそ自分の意思に気付くことができたのですね!
最後に、ボストンキャリアフォーラムに参加する就活生の皆さんにメッセージをお願いします。
ボストンキャリアフォーラムは3日間という短い期間のイベントですが、事前準備の段階から「自分の頭で」考えぬくことを大切にしてほしいです。答えはなかなか出るものではありませんが、考えぬくことに意味があると僕は思います。そして最後はロジックではなく、一番自分の感情が動いた企業に決められるといいと思います!
そしてボストンキャリアフォーラムで出会う様々な社員との面談や面接を「キャリアを広げる機会」ととらえてぜひ楽しんでください!